【2025年最新版】クレジットカードの高還元チャージルートを解説!

【2025年最新版】クレジットカードの高還元チャージルートを解説!

高還元チャージルートをご存じでしょうか?

日常のありとあらゆる支払いを複数のプリペイドカード経由で支払い、ポイントを多重取りするポイ活のことです。

優秀なクレジットカードとプリペイドカードを揃え支払いルートを最適化することで、総還元率4.5%の高還元チャージルートを構築することができます。

本記事では、実際に高還元チャージルートを利用している私が具体的な活用方法を解説します。

高還元チャージルートの全体図

高還元チャージルートのポイントは以下の通り。

  • 出口戦略から利用ルートを逆算する
  • 楽天キャッシュの調達は還元率だけでなく利便性も考慮
  • 利用元のクレジットカードは優秀なものを厳選

日常のありとあらゆる決済は、高還元チャージルートを利用することでより多くのポイントを獲得可能です。

しかし、高還元チャージルートごとに出口戦略は異なるため、用途に応じて使い分けする必要があります。

高還元チャージルートの出口戦略は以下の通り。

  • 実店舗決済…楽天ペイ、B/43、Suica
  • オンライン決済…B/43、ANA Pay、Amazonギフトカード、バニラVisaギフトカード
  • 公共料金…B/43
  • 現金化…楽天キャッシュ(楽天証券)

楽天キャッシュを出口とする場合は、以下4つの高還元チャージルートの中からご自身の利用方針に合ったものを選択しましょう。

ルート名
WAONルート

ANA Payルート

nanacoルート

FamiPayルート
総還元率4.5%4.0%3.5%3.0%
長所総還元率が最も高い自宅完結
短所iPhone必要
ミニストップ店頭購入
Android必要iPhone必要
セブンイレブン店頭購入
ファミリーマート店頭購入

利用元となるクレジットカードは、特定の条件を満たす優秀なものに厳選することで、純利益を最大化することができます。

高還元チャージルートの利用元おすすめクレジットカード

高還元チャージルートの利用元となるクレジットカードに求められる条件は以下の通り。

  • 年会費無料
  • 還元率1.5%以上
  • 国際ブランドは「Mastercard」or「JCB」

生活におけるすべての支払いを担うメインカードは、年会費無料化の手段があり、かつ還元率1.5%以上という最高峰のクレジットカードを選びましょう。

さらに国際ブランドは、JAL Payへ手数料無料でチャージ可能な「Mastercard」or「JCB」を選択することで、総還元率を最大化することができます。

特に「JCB」は、ファミペイ含むすべてのプリペイドカードへチャージ可能なためおすすめ。

国際ブランド
FamiPay不可不可可能不可
JAL Pay可能可能
(手数料有り)
可能不可
au PAY可能可能可能可能
ANA Pay可能可能可能不可
WAON可能不可可能可能
nanaco可能不可可能可能
IDARE可能可能可能可能
B/43可能可能可能可能

これらの条件を満たす、おすすめのクレジットカードは以下の通り。

カード名
三井住友ゴールドNL

楽天カード

JQセゾンGOLD
年会費永年無料
(100万円修行)
無料永年無料
(100万円修行)
基本還元率1.5%
(100万円修行)
4.0%以上
(あとリボ)
1.5%
(100万円修行)
積立還元率1.0%
(100万円修行)
1.0%
(手数料0.4%以上)
1.0%
(100万円修行)
国際ブランドMastercardJCBJCB
(インビテーション)

各カードの特徴について見ていきましょう。

三井住友カード ゴールドNL(Mastercard)

三井住友カード ゴールドNLは、年間利用額100万円を達成することでハイスペックカードへと変貌します。

100万円修行を達成すると以下の特典が付与される。

  • 年会費:5,500円 → 翌年以降永年無料
  • 還元率:0.5% → 1.5%
  • SBI証券の積立還元率:0% → 1.0%

100万円修行を達成すれば、SBI証券の投信即売りポイ活で1,000pt/月を獲得可能です。

そのため、まずは三井住友カード ゴールドNLで100万円利用することをおすすめします。

楽天カード(JCB)

楽天カードは、さまざまな楽天サービスと組み合わせることで真価を発揮します。

楽天カードの特徴は以下の通り。

  • 年会費無料、1.0%還元
  • 楽天証券の投信即売りポイ活で1,000pt/月(代行手数料年率0.4%以上の銘柄)
  • 請求額充当で楽天ポイントを現金化可能
  • あとリボキャンペーンで大量の楽天ポイントを獲得可能
  • JCBブランドが選択可能

楽天証券の「投信即売りポイ活」で貯まった楽天ポイントを自らの請求額に充当し「現金化」が可能となっており、「貯める・使う」が自己完結しているため、ポイ活に取り入れやすい優秀な性能となっています。

さらに、不定期で開催される「あとリボキャンペーン」期間中は実質還元率4.0%以上の超高還元率クレカに化けるため、サブカードとしても非常におすすめです。

JQ CARDセゾンGOLD(JCB)

JQ CARDセゾンGOLDは、ポイ活における使用用途が多岐に渡る優秀なクレジットカードです。

JQ CARDセゾンGOLDの特徴は以下の通り。

  • 年会費無料、1.5%還元
  • JRキューポを利用可能になる
  • JRキューポと永久不滅ポイントの相互交換が可能になる
  • 大和コネクト証券の投信即売りポイ活で10,000pt/年
  • JCBブランドが作成可能(インビテーション)

「投信即売りポイ活」や「ポイント交換ルート開拓」といったポイ活に必須級の性能を多数有しています。

さらにインビテーション限定ですが、JCBブランドを作成可能なため、FamiPayを介してさまざまなPOSAカードを3.5%還元で購入可能です。

3.5%還元の内訳は以下の通り。

  1. JQ CARDセゾンGOLD…1.5%
  2. FamiPay基本還元…0.5%
  3. FamiPay(0と1と5の付く日)…1.5%

高還元チャージルートの種類

高還元チャージルートの種類は、大きく分けると以下の3つです。

  • 楽天キャッシュルート…楽天ペイ、現金化
  • B/43ルート…公共料金、キャリア決済、Suica
  • POSAルート…オンライン決済、Suica

これらの中には、さらに細分化された多種多様なルートが存在します。

そのため「総還元率」「利用可否」「出口戦略」に合わせて、ご自身にとって最適な高還元チャージルートを選択して利用していく必要があります。

楽天キャッシュルート

楽天キャッシュルートは、以下の出口戦略に対応しています。

  • 楽天モバイルの利用料金支払い
  • 楽天市場で買い物
  • 楽天ペイ決済
  • 楽天証券で積立投資

日用品の実店舗支払いは、総還元率が最も高くなる楽天ペイがおすすめです。

楽天ペイがおすすめの理由は以下の通り。

  • 楽天キャッシュは、複数の高還元チャージルートからアクセス可能
  • 楽天ペイの決済還元率が1.5%と非常に高い

楽天キャッシュの現金化は利益率が非常に高いため、必ず毎月5万円利用しましょう。

WAONルート利用の場合、5万円の現金化で1,750円の利益。

  • 5万円 x 3.5% = 1,750pt/月(年利42%)

楽天キャッシュの入口は、以下4つの高還元チャージルートに対応しています。

ルート名
WAONルート

ANA Payルート

nanacoルート

FamiPayルート
総還元率4.5%4.0%3.5%3.0%
長所総還元率が最も高い自宅完結
短所iPhone必要
ミニストップ店頭購入
Android必要iPhone必要
セブンイレブン店頭購入
ファミリーマート店頭購入

各ルートには明確な長所と短所があるため、ご自身の利用条件に合ったルートを選択しましょう。

B/43ルート

B/43ルートは、以下の出口戦略に対応しています。

  • 公共料金
  • モバイルSuica
  • PayPay(ソフトバンクまとめて支払い)
  • d払い(電話料金合算払い)
  • 楽天ペイ(紐付け)

「電気・ガス・水道」や「通信」といった公共料金支払いはB/43が最適解です。

公共料金の支払いに対応した高還元チャージルートは「B/43ルート」のみ。

また、ペアカードやジュニアカードの残高を管理し、家族の携帯利用料金も同一の高還元チャージルートで支払えるのはB/43ならではといえます。

B/43の入口はIDAREに対応しています。

残高をなるべくIDAREに溜め、必要額のみ毎月B/43へチャージすることで「IDAREボーナス(年利2%)」を獲得することができます。

POSAルート

POSAルートは、以下の出口戦略に対応しています。

  • Suica
  • Amazon
  • Apple Gift Card

FamiPayは、0と1と5が末尾につく日に限りファミリーマートでのPOSAカード購入が2.0%還元となるため、さまざまなPOSAカードをお得に入手可能です。

  • 対象日:毎月1,5,10,11,15,20,21,25,30,31日
  • 特典:1.5%上乗せ還元
  • 月間特典上限:3,000pt(20万円利用)
  • 楽天ギフトカードは対象外

特にバニラVisaギフトカードは、ネット利用登録することでAmazonをはじめとするさまざまなネットショッピングやモバイルSuicaへのチャージに利用することができ汎用性が非常に高いです。

高還元チャージルートでポイ活を始めよう!

日常のありとあらゆる支払いで、ポイントを多重取りする方法を解説してきました。

高還元チャージルートの利用元となるクレジットカードに求められる条件は以下の通り。

  • 年会費無料
  • 還元率1.5%以上
  • 国際ブランドは「Mastercard」or「JCB」

利用する高還元チャージルートは、以下3つの中から出口戦略に合ったものを選択しましょう。

  • 楽天キャッシュルート…楽天ペイ、現金化
  • B/43ルート…公共料金、キャリア決済、Suica
  • POSAルート…オンライン決済、Suica

一度にすべての高還元チャージルートを構築するのは困難なため、まずはご自身の出口戦略に最も適したルートの完成を目指すのがおすすめです。

ぜひ皆さんも、高還元チャージルートで資産形成を加速させましょう。