- この記事で解決できるお悩み
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- 選べるポイントアップショップってどんなサービス?
- 選択肢が多すぎて決められない
- 登録する3つのショップの最適解を教えて
エポスプラチナ・ゴールドカード会員は、選べるポイントアップショップを3つまで登録することができます。登録したショップでは、ポイント還元率が通常の3倍になるため積極的に利用したいサービスです。
しかし、300店舗の中から3つしか選べないため、決められずに迷っている方も多いのではないでしょうか。選べるポイントアップショップは、選び方次第で獲得できるポイントに大きく差が生まれます。
本記事では、選べる3つのポイントアップショップの選び方を解説します。
選べるポイントアップショップとは
登録したショップのポイント還元率が3倍
選べるポイントアップショップは、エポスプラチナ・ゴールドカード会員限定のサービスです。
300以上の対象ショップの中から最大3つまで登録することができ、登録したショップをエポスカードで支払った場合に還元されるポイントが通常の3倍になります。
エポスプラチナ・ゴールドカードの還元率は通常0.5%のため、登録ショップでの支払い還元率は3倍の1.5%ということになります。
対象ショップは幅広く用意されており、街のお店の他、電気代やガス代、インターネット利用料金、交通系、保険など、様々なカテゴリーの中から選ぶことができます。
エポスプラチナ・ゴールドカードは、選べるポイントアップショップに登録したショップを利用することで最大還元率となるため、上手く活用できるかどうかで獲得できるポイントに大きく差が生まれます。
基本還元率 | 0.5% | 0.5% | |
年間ボーナス (100万円) | 個人 | 2% | 1% |
ファミリー | 0.2% | 0.1% | |
選べるポイントアップショップ | 1% | 1% | |
誕生月ボーナス | 0.5% | – | |
最大還元率 | 4.2% | 2.6% |
エポスプラチナ・ゴールドカードの還元率を最大化する方法は、次の記事を参考にしてください。
マルイ・モディは還元率2倍
選べるポイントアップショップに登録したショップでは還元率が3倍になりますが、一部例外もあります。
それは通常還元率が1%の優遇ショップです。
- 通常還元率1%の優遇ショップ
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- マルイ(※)
- マルイウェブチャンネル(※)
- モディ(※)
- ENEOSでんき
- MONA新浦安
(※)…プラチナ・ゴールド会員限定
これらの優遇ショップでは、通常還元率がそもそも0.5%の2倍で1%です。選べるポイントアップショップに登録した場合は、還元率がさらに2倍になり2%還元となります。
基本還元率0.5%から見た場合、4倍となっているため非常に高還元です。
また、マルイやモディといった商業施設を登録すると施設内の対象店舗がすべて還元率2%になるため、利用する機会が多い方には非常におすすめです。
選べるポイントアップショップの注意事項
選べるポイントアップショップには、いくつか注意事項があります。
- 選べるポイントアップショップの注意事項
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- 登録後3ヵ月間は変更できない
- マルイ・モディは一部対象外のショップあり
- カード払いできない店舗は対象外
- エポスバーチャルカードやVisaプリペイドカードは対象外
以下でそれぞれの注意事項について詳しく見ていきましょう。
登録後3ヵ月間は変更できない
選べるポイントアップショップは、一度登録すると3ヵ月間は別のショップに変更できません。
そのため、登録ショップを頻繁に切り替えて、ありとあらゆる支払い還元率を3倍にするといった芸当はできないため注意しましょう。
また、このあと紹介する「国民年金の前納」や「高額な買い物」をするときに登録ショップを変更した場合は、3ヵ月経過後に元の登録ショップに戻すことを忘れないようにしましょう。
商業施設の中には一部対象外のショップがある
選べるポイントアップショップでは、マルイやモディをはじめとする商業施設全体を登録することができます。しかし、商業施設内には一部対象外の店舗がある場合があります。
公式サイトでも、このように「※商業施設内にあるショップは、一部対象外となることがございます。」と記載されています。
そのため、商業施設を登録する場合は事前に「エポスカスタマーセンター」に対象外店舗になっていないかを確認するようにしましょう。
カード払いできない店舗は対象外
対象ショップによってはクレジットカード払いが利用できない店舗がありますが、そういった場合はポイント加算対象外となります。
あくまで、エポスプラチナ・ゴールドカードで決済した分がポイントアップの対象となるため注意しましょう。
エポスバーチャルカードやVisaプリペイドカードは対象外
エポスバーチャルカード、エポスVisaプリペイドカードの利用分はポイント加算対象外となります。
大切なことなので何度も言いますが、エポスプラチナ・ゴールドカードで決済した分がポイントアップの対象です。
必ずエポスプラチナ・ゴールドカード本体で直接支払うようにしましょう。
選べるポイントアップショップのおすすめ3つ
選べるポイントアップショップは、300以上の対象ショップの中から最大3つまでしか登録することができません。そのため、選び方に迷っている方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず。選べるポイントアップショップの最適解は、住んでいる地域や普段利用しているサービスによって異なります。
そのため、これから紹介する「おすすめショップ」の中から自分が普段利用しているなるべく高額なサービスを選ぶことが大切です。
- 選べるポイントアップショップのおすすめ3つ
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- 公共料金やインターネット料金
- 国民年金の前納
- JR東日本・JR西日本・JR九州
以下でそれぞれのおすすめにショップついて詳しく見ていきましょう。
公共料金やインターネット料金
まずおすすめしたいのが、「公共料金」や「インターネット料金」です。
公共料金やインターネット料金といった定期的な支払いは、auPAYプリペイドカードが利用できません。そのため、auPAYを利用して還元率を上げることができないのです。
- エポスカード×auPAYのメリット
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- エポスプラチナ・ゴールドカードの年間利用額を微調整できる
- 還元率を手軽に0.5%上乗せできる
- 高還元ルートの起点になれる
auPAYの活用方法については、次の記事を参考にしてください。
そのため、エポスカードによる直接決済が条件の「選べるポイントアップショップ」に、定期的な支払いを登録するというのは非常に合理的です。
対象のサービスは以下の通りです。
- 電気料金
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NEOSでんき、沖縄電力、関西電力、九州電力、四国電力、中国電力、中部電力、東京電力、東北電力、北海道電力、北陸電力、みんな電力
- ガス料金
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大阪ガス、京葉ガス、西部ガス、静岡ガス、仙台市ガス、東京ガス、東部ガス、東邦ガス、ニチガス、北海道ガス、レモンガス
- 水道料金
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東京都水道料金、福岡市水道料金、横浜市水道料金、ヤフー公金支払
- インターネット料金
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@T COM、アットニフティ、NTTコミュニケーションズ(NTTファイナンスのおまとめ請求除く)、NTT西日本(NTTファイナンスのおまとめ請求除く)、NTT東日本(NTTファイナンスのおまとめ請求除く)、J:COM ジャパンケーブルネットワーク、ソネット(NURO光を含む)、ビックワイマックス、BIGLOBE、ヤマダエアーモバイルワイマックス、ワイヤレスゲート
日本全国のさまざまな公共料金とインターネット料金に対応しているため、利用できる方は非常に多いと思います。
ちょっとした小技ですが、電気とガスはまとめて契約することで登録枠を1つにまとめることが可能です。まとめて契約すると利用料金も割引してくれる事業所も多いため1度検討してみて下さい。
国民年金の前納
フリーランスの方は「国民年金」の登録がおすすめです。
会社員時代では厚生年金に加入して給料から天引きされますが、フリーランスや学生、無職の場合、第1号被保険者となり国民年金に加入し自分で年金を納付します。
その年金の納付方法を2年前納(2年分まとめて前払い)することで21,269円分得することができます。
- なぜ2年前納で21,269円得するのか?
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- 国民年金保険料は令和6年度は月額16,980円
- 2年前納すると15,290円割引
- 選べるポイントアップショップに国民年金を登録し、エポスゴールドカードで2年前納すると398,590円(割引率15,290円)の1.5%還元され、5,979pt獲得(200円ごとに1pt付与)
- 2年前納によって割引された15,290円と獲得できる5,979ptを合わせると、実に21,269円分も得する計算になる
また、2年前納する場合は振替日と申込み期日に注意が必要です。いつでもまとめて前払いができるわけではないので、振替日と申込み期日には十分注意してください。
- 国民年金2年前納を行う場合の申込み期日と振替日
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- 申込み期日:2月末
- 振替日:4月末
国民年金の前納は選べるポイントアップショップとの相性が非常に良いです。
なぜなら、国民年金を2年前納すると振替日は4月末のため「5月27日」にエポスカードの引き落としが行われます。
そのため、その後2年間は選べるポイントアップショップに登録しておく必要がないため、国民年金と別のショップを入れ替えることが可能だからです。
国民年金は前納することで、選べるポイントアップショップの枠を2年間で1か月しか圧迫しないため、フリーランスの方は登録することを強くおすすめします。
JR東日本・JR西日本・JR九州
公共交通手段をよく利用される方は「JR東日本」「JR西日本」「JR九州」がおすすめです。
特に、関西や九州に在住の方は条件付きとはいえ、交通系電子マネーへのチャージもポイント加算対象に含まれています。チャージした後は、全国の交通系電子マネー対応店舗で利用可能なため使い道に困ることもありません。
実質的に、交通系電子マネーに対応したすべての店舗を、ポイントアップショップとして扱えるようになります。
- JR東日本のボーナスポイント加算対象
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えきねっと・みどりの窓口・多機能券売機などで、Suica定期券(カードタイプ)や乗車券などを購入
※モバイルSuicaの利用(定期券購入やチャージ)はボーナスポイント加算対象外
- JR西日本のボーナスポイント加算対象
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SMART ICOCAへのクイックチャージ機によるチャージ
※モバイルICOCA・Apple Pay/ICOCAはボーナスポイント加算対象外
- JR九州のボーナスポイント加算対象
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SUGOCAへのオートチャージ
高額決済用にいつでも変更できる体制にしておくのも選択肢
高額の支払いのために、3つ目のショップはいつでも変更できる体制にしておくのも有力な選択肢です。
3つのショップを同時に登録してしまうと、新規ショップを3か月間登録することができなくなってしまいます。
そのため、2つ目のショップを登録して3ヵ月が経過し変更可能になってから3件目を登録することで、高額支払いの必要が生じたらいつでも変更できて流麗です。
選べるポイントアップショップの登録例
参考までに、我が家の選べるポイントアップショップ3つの登録状況を紹介します。
- 我が家の選べるポイントアップショップ3つ
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- 電気料金+ガス料金
- 水道料金
- インターネット料金
→「マルイ(OIOI)・マルイのネット通販」「ビックカメラ」等へ適宜変更
基本的には、3枠すべてを「公共料金」と「インターネット料金」に充てています。
ちなみに「電気料金」と「ガス料金」は契約をまとめた上で登録しているため、1枠分で2つの公共料金を登録できています。
3枠目は、固定費の中では1番利用額の低い「インターネット料金」登録を基本としています。
しかし、「エポスプラチナ・ゴールド会員限定の優待」や「無印良品週間」、「家電の買い替え」といった高額支払いの発生するイベント時は、適宜変更するようにしています。
選べるポイントアップショップの登録方法
選べるポイントアップショップは、エポスアプリから簡単に「登録」「変更」を行うことができます。
- STEP-1エポスアプリを起動
エポスアプリを起動してログインします。
- STEP-2「MY EPOS」を開く
画面下部の中央にある「メニュー」→「MY EPOS」を押します。
画面を下にスクロールし「プラチナ・ゴールドカード特典」を押して次に進みます。。
- STEP-3選べるポイントアップショップを登録する
「プラチナ・ゴールドカード特典」のページ内で、選べるポイントアップショップの登録・変更をすることができます。
まとめ|選べるポイントアップショップは選び方で差がつく!
今回はエポスプラチナ・ゴールドカードの「選べるポイントアップショップ」について解説しました。
おさえておくべきポイントは以下の通りです。
- 選べるポイントアップショップのポイント
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- 登録したショップで支払うと還元ポイントが通常の3倍貯まる
- 登録後3ヵ月間は変更できない
- おすすめショップは「公共料金」「インターネット料金」「国民年金」「JR各社」
- 高額決済用にいつでも変更できる体制にしておくのも有効
- 登録や変更はエポスアプリから簡単に行える
選べるポイントアップショップは、エポスゴールドカード・プラチナカード会員限定で利用できる戦略性のある制度です。
自分の地域や利用しているサービスに合わせた最適解を見つけることで、生涯で獲得できるエポスポイントを大きく伸ばすことができます。
ぜひ皆さんも、本記事を参考に選べるポイントアップショップを最適化してみて下さい。
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