
MNPポイ活をご存知でしょうか。
携帯キャリアを定期的に乗り換え、キャッシュバックや端末値引きといったお得なキャンペーンを狙うポイ活のことです。
乗り換える順番と時期を最適化することで、1回線あたり年間16,000円以上の利益を出すことができます。
本記事では、実際にMNPポイ活で年間10万円以上稼いでいる私が具体的な方法を解説します。
MNPポイ活の全体図

MNPポイ活のポイントは以下の3点。
- 新規契約はワイモバイルで複数回線同時契約
- MNPルートはメイン回線とサブ回線で使い分ける
- MNP間隔は6か月以上空ける
新規契約はワイモバイルで複数回線同時契約
MNPポイ活の起点には、新規契約特典が充実しているワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルでは「MNP」だけでなく「新規契約」でも対象となるキャンペーンが常時開催中。
料金プランはメイン回線に適した30GBの「シンプル2 M」、サブ回線に適した「シンプル2 S」が用意されているため、メイン・サブ問わず起点として利用することができます。
また、複数回線を同時契約し「家族割引サービス」を適用することで、2回線目以降の維持費を抑えることが可能です。
家族割引サービスは、以下のようなグループ構成であっても電話番号が異なれば適用される。
- 主回線…あなた(1回線目)
- 副回線1…あなた(2回線目)
MNPルートはメイン回線とサブ回線で使い分ける
MNPルートは、メイン回線とサブ回線にそれぞれ適した携帯キャリアを選ぶ必要があります。
- メイン回線(10GB以上)…楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、LINEMO
- サブ回線(月額利用料金2,000円未満)…楽天モバイル、ワイモバイル、povo
メイン回線は、データ通信料10GB以上を4,000円以内で利用できる携帯キャリアのみでMNPルートを構築しましょう。
サブ回線は、MNPポイ活のためだけに保有する回線のため月額利用料金の安さが最優先です。
MNP間隔は6か月以上空ける
MNPをする場合は、ブラックリスト対策で契約期間が180日以上経過してからにしましょう。
携帯キャリアで短期解約(6か月未満)を繰り返すとブラックリストに載り、以降の回線契約が困難になる。
ブラックリストは携帯キャリアの垣根を超え共有される上、3年以上に渡ってMNPポイ活を封じられる恐れがあります。
非常にお得なMNP特典を継続して獲得するために、180日ルールは必ず守りましょう。
MNPポイ活におすすめの携帯キャリア

MNPポイ活には、厳選した以下の携帯キャリアを用います。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- povo
- ahamo
- UQ mobile
- LINEMO
いずれも、MNPポイ活に必須の「メイン回線適性」「サブ回線適性」「MNP特典」において秀でた性能を有しています。
携帯キャリア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
メイン回線適性 | 2,068円 (20GB) | 2,728円 (30GB) | 2,700円 (20GB) | 2,970円 (30GB) | 3,828円 (35GB) | 2,970円 (30GB) |
サブ回線適性 | 968円 (3GB) | 1,078円 (4GB) | 0円 (0GB) | 2,970円 (30GB) | 2,728円 (5GB) | 990円 (3GB) |
MNP特典 | 14,000pt (上限8回線) | Android端末1円 (新規契約も対象) | なし | 10,000pt (上限1回線) | 15,000pt (上限1回線) | 16,000pt (上限1回線) |
総合評価 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 |
各携帯キャリアの特徴や役割について見ていきましょう。
楽天モバイル
MNPポイ活における役割は以下の通り。
- メイン回線
- サブ回線
- ポイント獲得
楽天モバイルの特徴は、優秀な料金プラン「Rakuten最強プラン」の存在です。
データ通信料に応じて料金が変動するため、「メイン回線」「サブ回線」問わず使いやすい仕組みとなっています。
Rakuten最強プランは、データ通信量に応じた3種類の料金がいずれも格安SIM業界最安水準という非常に優秀な料金プランです。
また、MNP特典が最大8回線と充実しているため、MNPポイ活におけるポイント獲得源として非常に重宝します。
ワイモバイル
MNPポイ活における役割は以下の通り。
- メイン回線
- サブ回線
- MNPポイ活の起点
ワイモバイルの特徴は、新規契約キャンペーンが充実している点です。
ワイモバイル公式サイトでは、対象のAndroid端末を新規契約でも1円購入可能。
「MNP」だけでなく「新規契約」も対象となるキャンペーンは非常に稀なため、MNPポイ活の起点として最適です。
新規契約する際は、複数回線を同時契約し「家族割引サービス」で2回線目以降の維持費を抑えましょう。
家族割引サービスは、以下のようなグループ構成であっても電話番号が異なれば適用される。
- 主回線…あなた(1回線目)
- 副回線1…あなた(2回線目)
povo
MNPポイ活における役割は以下の通り。
- サブ回線
- MNPポイ活の待機所
povoの特徴は、何といっても月額利用料金が0円である点です。
povoの料金プランは、基本料金は0円(0GB)で必要な分だけギガを購入し利用する仕組み。
povo自体にはMNP特典がありませんが、povoを経由することで楽天モバイルのようなMNP特典が充実しているキャリアへ何度もMNPすることができます。
そのためサブ回線のMNPポイ活においては、楽天モバイルとの反復横跳びによって大量のポイントを獲得可能です。
ahamo
MNPポイ活における役割は以下の通り。
- メイン回線
- ポイント獲得
ahamoの特徴は、メイン回線適性の高さです。
「データ通信料」「利用料金」「通話料」のすべてが、メイン回線として利用する場合は最高峰の性能といえます。
ahamoがメイン回線として優秀な点は以下の通り。
- データ通信料30GBが2,970円と業界最安水準
- 国内通話が何度でも5分無料
さらに追加で「大盛りオプション」を契約し、ahamoを光回線の代用とすることで固定費を大幅に削減することができます。
一般的な光回線は月額5,000円程度のため、大盛りオプション(月額1,980円)で代用すると約3,000円の固定費削減となる。
MNPポイ活を始めよう!

MNPで大量のポイントを獲得する方法を解説してきました。
MNPポイ活のポイントは以下の3点。
- 新規契約はワイモバイルで複数回線同時契約
- MNPルートはメイン回線とサブ回線で使い分ける
- MNP間隔は6か月以上空ける
MNPの手続き自体は、慣れてくると5分以内で終わります。
ぜひ皆さんも、6か月ごとに携帯キャリアを乗り換えて大量のポイントを獲得しましょう。